2015年6月5日金曜日

RAID-Z(ZFS)の検証

VMwareでFreeNASを用いRAID-Zを少しだけ検証してみた。
バージョンは「FreeNAS-9.3-STABLE-201505130355」

まず確認したこととしてZFSのバージョンだが、それに関しては28までの対応であった。
バージョンに関してはWikipediaを参照

VMwareのストレージ構成は下記の通り
  • HDD0 SCSI 20GB(OS用)
  • HDD1 SCSI 5.8GB(RAID-Z1のプール)
  • HDD2 SCSI 5.8GB(RAID-Z1のプール)
  • HDD3 SCSI 5.8GB(RAID-Z1のプール)

また、ボリュームの構成に新たにHDDを追加できないかといろいろと試行してみたが、
それは不可能であった。
しかし、別でRAID-Zボリュームを作りそれらをまとめてプールにすることは可能なようである。
(ボリュームごとのパリティとなるので、無駄が多いと思われる。)


HDDが1台オフラインになった場合

初歩的な状況ではあるが念のため確認。

この状況を発生させるためHDD3を取り外し、ディスクイメージ(vmdkファイル)を削除した。
RAID-Z1はパリティ1なので、この状況で問題なく読み書きは出来るが警告が出る。
警告内容は
「The volume ボリューム名 (ZFS) state is DEGRADED: One or more devices has been removed by the administrator. Sufficient replicas exist for the pool to continue functioning in a degraded state.」

新しくHDDを追加し、HDD3をReplaceしたところ警告は止まった。


OSを含むHDDにトラブルが発生しOSが消失した場合

この状況を発生させるため、HDD1~3の3台のディスクイメージ以外を削除し、新たにFreeNASを新規インストールした。

HDD1~3を接続し、「ボリュームのインポート」メニューを開くと問題なくボリュームが認識され、読み書きが行えるようになった。
(推測:RAIDの構成情報が全てのHDDに記録されている?)

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